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建築マネジメント研究会編集 建築研修テキスト

「建築技術者のための契約図書入門」

「請け負け者」にならないために

建築工事マネジメント概論

 平成2年広島新交通システム橋桁落下事故を教訓として、令和5年静清バイパス橋桁落下事故では公衆災害の発生を防止しています。一方、平成3年豊島不法投棄事件では、現状回復に令和5年までの時間を要しています。

 また、WTO発効に向けて平成7年に新たな工事請負契約書が制定され、平成17年の耐震偽装や平成27年のくい基礎施工記録不正事件では、設計図書管理の厳格化、並びに、柔軟な設計変更が求められています。

 このように、工事請負契約書や設計図書改訂の社会的背景や変更内容に対する理解を深め、安全・環境・品質向上のほか、契約変更に関するトラブルを防止する「建築工事マネジメント」能力の向上を図ります。

建築技術者のための契約図書入門

【資料の内容例】

  1. WTO発効と契約図書の変遷

  2. 2種類の「協議」と「承諾」

  3. 事件・事故と設計図書改訂(安全・環境・品質)

「請け負け者」にならないために

【資料の内容例】

  1. 「請け負け者」から「受注者」へ

  2. 「設計変更」と「契約変更」

  3. 「承諾」で施工した場合、変更対象外

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